女子サッカー顔合わせ

今日は、女子コーチになってから初の顔合わせだった。それも、秦野で練習試合だった。
感心したのは、移動中も非常にきちんとしていてこちらが注意する必要が無かった。
コーチの言うこともしっかり聞いている。まじめな子達だった。
サッカーも非常にひたむきにプレーする。見ていて楽しい。
結果的には1点も取れなかったが、何をやろうとしているのか、意識の感じられるゲームをしてくれたのは、明るい材料だ。

今日目指したのは、主にコーチング(声かけ)。やはり、どのような声かけをしたらいいのかわからない子が多いので、試合中の状況を再現して具体的に示してあげるようにした。
足元は大分しっかりしていて、シザースやダブルタッチを繰り出すこともしばしば。
もう一つの課題のスペースに出してそこに走ることも、やろうとしている姿勢が見られたのは大きな収穫だ
った。

ただ、ボールをもらってもすぐどこかへ蹴ってしまったり、相手をフリーにして好きにやらせてしまうことが多いのが今後の課題になる。ボールを持っていないときにどれだけ走れるかで、ボールを持ったときにどれだけ余裕のあるプレイができるのかが決まってくる。今は、自分がフリーになることを考えてプレーできないので、ボールが来ると苦しい。特に寄せの早い相手の場合はなかなか思うようにプレーができない。バックがボールを取り、中盤につなげるが、そこから展開ができない。攻撃のイメージが持てていないようだ。ある程度はパターンを教えてあげる必要がある。ただ、まじめなのでそれだけにならないように注意しなければならない。あくまでも子供たちが自分で攻撃できるようになるのがゴールだ。

明日の新人戦も非常に楽しみ。